権利落ち日は利回り以上の下落
太陽光インフラファンド3社が11月27日に権利落ち日となり、3社の株価は利回り以上の下落となっていました。
一回の分配金は大きいものの、長期保有を前提とすると暴落時で購入する事で将来的に有利に働きそうな感じです。
あえて、権利落ち日に購入するのも戦略的に面白いと思います。
ちなみに、3社現在の株価と利回りはこんな感じです。
ジャパン・インフラ投資法人の配当利回りが低いのは5月期の初回分配金が低かったためで、今後の分配金安定化してくると利回り5~6%は見込めると思います。
【9281】タカラレーベン・インフラ投資法人
4%の下落、直近の安値付近に到達。
【9287】ジャパン・インフラ投資法人
約3%の下落。株価は10万円を切る。94,000円付近まで株価が下落したら買いたい銘柄です。
【9286】エネクス・インフラ投資法人
インフラファンドで一番下落率が多く7%
同社は3社の中で年1回の分配金なので、その分が株価下落となって反応している感じです。
株価10万円を切り、直近の上昇分を完全吐き出す。
権利確定2日前の出来高が非常に高く完全に分配金狙いの買いが入っている模様。
分かりやすい反応ですね。
分配金はどうなっているか
各社IRでアナウンスされている予想分配金です。
タカラレーベン・インフラ投資法人は2022年まで分配金の予想が出ており、一番分配金が安定している印象です。
ジャパン・インフラ投資法人とエネクス・インフラ投資法人は上場したばかりなので、今後の分配金予想は分からず、利益超過分配金は高めとなっています。
また、エネクス。インフラ投資法人は利益超過分配金がもっとも多く、11月期は6,000円もの分配金となっていますが、こちらは年1回の分配金だからです。
12月はカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の権利確定月
過熱気味のインフラ投資法人銘柄の中でも非常に株価が堅調に推移しているカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人。
ちょっと前までは配当利回り6%越えは当たり前だったのが現在は5%台に低下。
権利落ち日が12月29日なので、それ以降により安い株価で購入する事が出来る可能性があります。
分配金は非常に安定している印象だけど、株価が高すぎてちょっと手が出しにくい感じです。
権利落ち日以降に下落タイミングがあれば購入する予定です。