ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.B】が増配
年間配当額が1.28ドルから1.332ドルへ4.1%の増配を発表。
四半期ごとの配当額は0.32ドルから0.333ドルに上昇。
コロナの影響により四半期配当0.94ドルから0.32ドルへの大幅減配ということもあり、僅かながら持ち直してきた?かもしれない程度です。
要因は第3四半期決算が良かった事です。
売上高は予想を下回りましたが、EPS(一株利益)は予想0.04ドルから0.24ドルへ大幅に改善しています。
今回の増配発表というよりは、業績の改善からの株主還元の速さに驚きでした。
但し、原油価格は再度、下落基調となっているため、まだまだ厳しい状況は続くでしょう。再度減配なんてことも当然あり得そうです。
株価は2000年代に入ってから最安値。
但し、配当利回りは5.2%とリスクの割に合わない低い数値。利回り的には平常。
業績回復は勿論のこと、増配を続けないと株価回復とはいかない感じです。
ウエストパック・バンキング【WBK】からも配当金確保
WBKは年2回の配当支払い(通常7月と12月)
コロナの影響により7月の配当は無しに、このまま無配と思っていましたが、何とか配当金を確保といった感じです。
これで通年配当額は0.21ドルです。ちなみに昨年は1.2ドルなので1ドル分の減配ですね。ここまで来ると配当金が出ること自体に嬉しい驚きです。
チャート的にはリーマンショック時レベルの株価になっていますが、2014年以降から下落基調でコロナがとどめとなっています。
配当利回りは1.6%でVTIと同じくらいです。笑
まだ、日本の銀行株買っといたほうが良かった感じですね。
この2銘柄の共通点が・・・
はい、NISA口座でした~
ダメージ甚大ですね。(笑)
逆に中々見れない数値となっています。
一応コロナ前は両社共に含み益だったので、相場の恐ろしさがわかる結果となっていますね。
まぁ最悪の無配化に転落しなかった点は良かったですが、損益通算出来ない事を考えるとNISA口座での運用は大失敗となる可能性が高いです。