メイン・ストリート・キャピタル【MAIN】
BDC(ビジネス・デベロップメント・カンパニー)のメイン・ストリート・キャピタルの紹介です。
BDCとは、未上場の中小企業などに投資、融資を行い利益の90%以上を分配する形で法人税の優遇を受ける事ができ、そのため超高配当になっています。
【MAIN】の特徴
①超高配当である(配当利回り7%以上)
②9年間の連続増配銘柄である(特別配当含む)
③毎月分配型の銘柄である
④株価は一応右肩上がりである
売上は2017年をピークに減少傾向となっていますが、純利益率の高さから非常に高水準の利益を稼ぎ出している印象です。
基本的に年に1回(12月)特別配当を出しています。
そのため配当金は特別配当を含んだ数値です。
連続増配年数は9年でありますが、直近の配当余力は厳しいものがあり、いつ特別配当が停止してもおかしくない状況であることを認識した上での保有が好ましいです。
ただ、BDCの特性上利益次第で分配される金額が増える可能性も大いにありそうです。
10年間の平均増配率は7.66%とかなり高めの増配ペースです。
ただ、直近は2%台と低調な推移で増配ペースの鈍化が見て取れます。
コロナ相場を乗り切れるかが勝負どころ
楽天証券の配当金支払い予定は9月まで0.205ドルの支払いが確定しています。
【MAIN】はリーマンショック時でも減配しておらず、コロナ経済をどうにか乗り切り、平常時に戻れば配当金の支払不安は無くなると思います。
そのため配当利回り7%+増配銘柄はかなり魅力的であり突っ込みたい気持ちが高ぶります。
ただし、分散は必須というか買いすぎはNGです。
すでにARCCがポートフォリオの4%を占めるため、MAINは1%程度の保有なら良さげな感じです。