2020年一発目の配当金はARCC
現在のARCC保有数は168株で特別配当を含めた配当額が0.42ドル。
ARCCはNISA枠なので税抜後63.5ドルの配当金を受取りました。現在の為替レートで日本円に変えると約7,000円となり圧倒的高配当利回り銘柄のため、一度の手取り額のインパクトが他の銘柄とは違います。
また、私が取得した時の株価が16.4ドルなので現在14%程の含み益が出ている状態となっており、これに配当金が加わる為、かなり美味しい状況となっています。
チャートでは高値圏を推移
上記は10年チャート。
チャートはレンジ相場で12ドル~19ドルの間を行き来しており、現在は高値付近で推移している状態です。こう見ると完全にインカムゲイン銘柄であることが分かります。
そのため、下落相場で多く仕込みたいところですが、最近の世界株高により大きく下げる場面が全く無いのが悩みどころですね。
数値上は割安、経営効率は良く減配の可能性は低い
数値上は割安傾向で経営効率はまずまずといった感じです。
PERは9.26倍
PBRは1.09倍
ROEは11.75%
ROAは6.65%
現在の配当利回りは8.5%以上で年間配当額が1.68ドルです。
EPSが2.01ドルでなので配当性向は83%とこの手の銘柄にしては比較的安心して保有できる数値だと思います。
NISA枠120万全額ARCCにつぎ込む価値はある
減配リスクは常に付きまといますが、3つの理由から無配には転落する心配は無いと思っています。
①上場しているBDCが破綻したことがない点
②課税所得の90%以上を分配金として出し法人税を免除されている点
③過去10年間、比較的安定した配当金推移となっている点
NISA口座で120万円分ARCCを購入した場合のインパクト
現在の株価、為替、手数料を考慮した場合、120万で600株程取得可能となります。
現在の保有数168株を含めると合計で768株。
四半期配当0.42ドルで計算すると税抜後290ドルとなります。
日本円に換算すると一回の配当金で32,000円程増える計算となり、年間で128,000円をARCCから受け取ることが可能となります。
かなりのインパクトのある内容であることは間違い無しではありますが、それなりのリスクもあります。
しかし高配当株は引かれる税金も比例して大きくなるためNISA枠で購入するには相性の良い銘柄であり、NISAが終了するまでひたすら配当金を積み重ねる銘柄であるため、たとえ株価高値圏でも購入する価値はありそうです。
次回の配当権利落ちまでにはある程度の買付を完了させる予定です。