サラリーマン投資部部長くろちゃんブログ

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【映画】バーニングオーシャンDeep Water Horizonを観てBP社について思う事

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米国史上最悪の原油流失事故

映画バーニングオーシャンは2010年4月20日に起きた、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こし、米国史上最悪の人災事故となった実話を映画化したものです。

この映画は事故発生に至る過程から脱出までを描いており、その後の原油流出による環境汚染やBP社の対応については触れられておらず、その後の状況についても触れられていたらより深くこの事故の重大性がが分かったと思います。

また、この事故で施設内の126名の従業員の内11名が死亡しております。

事故の原因は納期遅れからの技術不手際

 映画内に納期の遅れによる焦りから十分なテスト、確認工程を行わず結果として海中へ繋がるパイプに過大な圧力がかかり、逆流してきた天然ガスに引火、爆発し施設が崩壊しました。

その影響により、海中へ繋がる掘削パイプが折れ大量の原油がメキシコ湾に流れ甚大な環境汚染に繋がる災害となりました。

全てが事実なのかは分かりませんが、映画内ではBP社の責任者が現場作業員に圧力を掛け作業を強引に進めた結果が最悪の事態を招いた様に描かれています。

また、安全よりマネー、マネーマネーと連呼するシーンがあったりと、命よりお金が大事という昔ながらの大企業病みたいな考えが上層部にはあったのだと思わさせられます。

この事故に関しては11名の命が失われたことと、その後に続く環境汚染による被害が甚大であったため現在に至ってもBP社は多額の損害賠償を支払っています。

失う物は会社は資産とブランドイメージ、株主は資産、現場作業員は命

原油流失事故を受け、BP社は今後の損害賠償金も含め約合計5兆円規模の支払いを義務を課せられます。また事故の影響により株価は半値となり主要株主は約4500億円の損失を出しておりますが、それだけでは収まらず資産確保、売却に伴い減配を行っており個人投資家にも大きな損失が出ていました。

【BP株価】

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ただし、現場作業員は命を失っており資本主義による資産格差拡大だけでなく、命の格差も存在していることがこの映画から感じ取ることができます。

私も同社の株を数量保有していますが、この映画を見た後で減配で済むなら仕方ない思わせる内容であると共に、業績の数字だけでは見えないリスクが存在することも個人投資家として受け止めなければならいことがあるという事です。

この映画を見終えて

当時に株を保有していれば正直売り払っていたと思います。

損失とは別にBP社の企業理念や安全を度外視した利益主義に嫌気を指していたと思いますし将来的発展は厳しいだろうと感じさせられます。

BP社は事故から18年間にわたり毎年約1200億円の支払いを行っており、財務の負担原因でもありますが、しっかりと責任をお金で解決し汚染した地球に対しても今後の環境改善に繋がる経営で環境破壊の債務を支払ってほしいですね。

 

自己責任で片が付く個人投資家は所詮失う物は資産であり、命までは無くなりません。

是非BPの株主目線でこの映画を観る事で異なる気づきがあるかもしれません。