サラリーマン投資部部長くろちゃんブログ

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新聞広告から見る企業の資金力

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新聞は記事50%+広告50%の商品

日頃から新聞(日経、朝日)を読んでおり、意外と気が付かないのですがとにかく新聞内の広告が多い事、文字や写真で構成されているので今まで全くと言っていい程気にしていませんでしたが、気になります。

 

1頁が丸ごと企業広告で構成されている事がよくあり、圧倒的に上場企業、外資系が多く目につきますが、非上場企業で知らない企業も掲載されていますし、企業を知る意味でも広告に目を通す事は面白いです。

就活する上で隠れた財務健全企業を探す一つの方法として新聞広告に目を通す事は意外と良い方法なんじゃないかと思います。

また、多額の広告料を支払える=稼げている企業だと分かります。

 

最近は記事より広告が先に目に入ってしまうようになるため、気になる新聞広告料を調べてみようと思います。

一応、新聞業界内のルールとしては新聞1部に対して広告掲載率は50%を超えてはいけない規制があるようです。逆に言うと新聞の半分近くは広告でもOKなんでしょう。

意外と高かった広告料(日経新聞)

日経新聞のWebサイトに広告料の内訳が載っていましたので、掲載スペースに対してどの位の料金体系なのか見ていきます。

また、広告スペースサイズ=企業規模としても捉える事ができるため、新聞内の広告は企業規模を図る上で意外と分かりやすいと思います。

第1位

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2頁丸ごとの広告になるケースです。

普段はこのような広告が掲載されることは稀で掲載されたらその企業は要チェックとなります、記事より広告に目が行きますし、大抵が外資系企業です。

 

気になる広告料は一回につき4000万を超える金額となります。

日経新聞の発行部数は約300万部なので1部あたり約13.3円の広告料となります。

 

また、テレビCMはゴールデンタイムが最大1000万程となっており、比較すると新聞広告料がいかに高いかが分かります。文字や写真として残る分、一般的な広告媒体より高めなのだと思います。

第2位

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1頁丸ごとの広告になるケースです。

広告料金は2000万を超え、1部あたりの広告料は約6.6円となります。

広告料金としては高めではありますが、必ず1頁、もしくは2頁、調子が良くて3頁といったところでしょうか。上場企業、政府系の広告が圧倒的に多いです。

第3位

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1頁の70%が広告となるケースです。

広告料金は1400万を超えますが、正直このサイズの広告はあまり見ません、恐らくコストパフォーマンスの問題だと思われます。

第4位

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1頁の50%が広告となるケースです。

第4位までの広告料が1000万越えとなり、テレビCMで例えるとゴールデンタイムのタイトルスポンサーという位置づけとなります。

しかし第3位に続き、こちらの第4位の広告もあまり見る事が出来ず、コストパフォーマンスよろしくないのだと思います。

一般的な広告料

 

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一般的に多い広告として、殆どがこの2パターンになっています。

記事の下にある広告になり、500万~240万程で広告を掲載できるケースとなり、最もコストパフォーマンスが高い部類に入りると思います。

いろいろな企業が広告掲載していますが、書籍系、セミナー、不動産系が多い傾向にあると思います。

日経新聞の広告は景気判断に利用できるかもしれない

日本最大の経済新聞でもあり、記事内容は経済分野に特化しており面白さは他の新聞を遥かに超えています。さらに付け加えると「新聞読む+広告に目を通す」ことで景気動向を意識できるようになれると思います。

 

最近の傾向としては製造業関係の広告が減少傾向にある一方で、消費増税に伴い飲食、日用品系の企業広告が増加傾向にあるように感じるため

・製造業は世界的な景気減速から生産量が低下し、収益の悪化に伴い広告費を抑え始めている。

・小売業は消費増税の告知及び、増税による消費減少の影響を最小限に抑えるための広告宣伝費をフル活用。

など頭の中で勝手な妄想を繰り広げ、広告を通して企業戦略や業種別ごとの景気判断の材料として利用できる可能性があると個人的には感じ始めています。

 

ただ、新聞自体の部数が毎年130万部程減少となっており、それに伴い確実に企業広告の減少、広告スペースの縮小する可能性があり、新聞自体の広告力の低下の恐れがあります。

今年元旦の朝日新聞の裏面は全てネットフリックスの広告で埋め尽くされており、日本の新聞社の懐事情やプライドなど度外視で多額の広告料が支払える外資に独占されたことに新聞の終わりを感じました。