連続増配17年と71年間減配無しのサザンから配当金を受取りました。
1株あたり0.62ドルの配当、保有数は107株なので税抜後で47.61ドル受取りました。
サザンは火力、原子力発電事業を行っており、安定した売り上げが魅力であり71年間減配無しの記録が事業の安定性を物語っています。
売上高推移
売上高は2.6兆円程の規模で、日本の電力会社だと東北電力と中部電力の中間位の売上高となり規模としてはそこまで大きくはないです。
しかし、同社の営業利益率は20%程と高く、中部電力は4%程になり5倍近い営業効率の差で、このあたりがアメリカ企業と日本企業の徹底的な違いとなっています。
キャッシュフロー推移と株式発行数
電力事業は多額の設備投資が必要とされます。特に同社は原子力発電も保有しており近年は投資CFが膨れ上がっており、フリーCFのマイナスが続いています。
株式発行数は年々増加しており、恐らく資金調達を行っていると考えられます。
経営効率が良く株主還元に積極的ではありますが、財務懸念についても今後は考える必要がありそうです
また、ボーグル原発の工期延期によるリスクもあり、今後の財務の推移を見守る必要があると思います。
EPS、配当金、配当性向推移
配当性向は概ね80%~90%で推移しており既に高い水準となっています。
また、2017年と2018年は配当金がEPSを上回っており、数値で見るに限界点近くにあるように思います。
株価は堅調に推移しており勝ち逃げできる状態へ
購入してから約39%の含み益があり、金額で約20万程になります。
含み益として余裕がある分、何らかの要因で株価が軟調傾向となった場合でも利益確定という選択肢がある分気持ち的には楽になりますし、インカムとキャピタル同時取得は理想の形となっています。
サザンからは日本円にして年間約2万円程の配当金を受取っており、今後は増配により微増となる見込みでいますが、万が一は逃げる準備万端でもあります。
2018年からの1年間で電力株は堅調過ぎる程に推移しておりますが、同業のDUK、Dなどと比べてもサザンの株価は断トツの伸び率となっています。
黄色=SO
赤=DUK
紫=D