サラリーマン投資部部長くろちゃんブログ

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増配歴60年のスリーM【MMM】

 

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長期保有銘柄でお馴染みのスリーM【MMM】の紹介です。

 

本社はアメリカ合衆国ミネソタ州セントポールにある化学、電気素材のメーカー複合企業です。

社名の由来はMinnesota(ミネソタ) Mining(マイニング) & Manufacturing Co(マニュファクチュアリング)の頭文字を取ってMMMとなっています。

 

事業内容は電気系分野、医療ヘルスケア分野、工業用品、日用消耗材など一般的に知られている付箋のポストイット、セロハンテープなどが有名です。

また、日用品やカー用品などの製品に付属する両名テープなど3Mのロゴの製品が付属されており、知らないところでたくさん消費されている商品を取り扱っている会社です。

 

【基本データ】

スリーM【MMM】

株価 156.12ドル 2019年8月27日更新

PER 16.98倍

PBR 9.17倍

配当金 5.76ドル

配当利回り 3.69%

 

売上高推移

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売上高は日本円で3.4兆円になり、日本企業のブリジストンや中部電力と同規模の売り上げを上げています。

売上高は年々増加傾向となっていますが営業利益率の低下が多少気になるところですが20%台をキープしており高い営業利益率を誇り非常に安定した純利益を確保していることがわかります。

スリーMの扱う製品の大半が消耗品ということもあり売上は非常に安定しており、多岐にわたる製品に利用されているのも強みとなっています。

 

急激な成長とは無縁の企業ですが、長期にわたり安定した業績であることで長期保有を前提とした投資家に人気の企業となっています。

 

キャッシュフロー推移

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こちらも非常に安定したグラフとなっており、リーマンショック時からさほど変化がなく不況時でもキャッシュフローが乱れることなく推移しています。

また、投資にかかる資金も一定てきであることでより多くのフリーCFを生み出しています。

 

EPS、配当金、配当性向推移

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EPS(1株利益)は年々増加しており2009年からは約2倍になっています。

配当金も2009年以降の伸び率が高く2.5倍になっており、配当性向は70%でまだ余力は残っていますが近年の増配率が高く急激に配当金推移が上がったため、今後もこのペースでの増配率の維持が出来る可能性は低いと思いますが、増配歴60年という記録を持ち余力もあるため増配自体は今後も確実に行われるでしょう。

 

株式発行数推移

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スリーMは自社株買いにも積極的であり、2012年以降は毎年自社株買いを実施しており2018年にはピークから2割近く発行株式数が減っています。

ここまで業績が安定しており株主還元にも積極的な企業はとても珍しいと思います。

 

S&P500との比較チャート

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2018年まではS&P500を凌駕しておりましたが、株価高騰によりピーク時230ドルを付けてから下落の一方となっています。現在はS&P500対比で負けています。

 

業績以上による株価上昇となっているため、最近の下落は調整傾向にあると思われます。PERも17倍と決して割安という銘柄では無く、チャート的に見てもまだ下がる余地がありそうです。

 

最近でも決算の予想を下回る業績を出していることもあり、さらなる一時的な急落場面が訪れる可能性もあり、日中関税貿易で市場が冷え切っているのも株価下落要因となっています。

 

まとめ

増配歴60年を裏付けるすばらしく安定した業績を上げている企業であること、その業績を支えている製品は多数が消耗品であることなど、不景気でも業績が急激に悪化することがなく長期保有銘柄に取り入れたい銘柄であります。

 

配当金も10年で2.5倍に増えており、近年は自社株買いもしっかりと行われており株主還元に積極的な企業であるとこが確認でき、後は株価と配当利回りのおいしいタイミングで購入したいところであります。

 

株価は調整ムードでまだ下落する余地がありそうなので、配当利回り4%を付ける場面があれば新規で保有するために買い付けようと思っています。

 

大多数の人が知らないところで利用している製品、それが3Mの強みでもあり安定した業績を支えている製品です。