サラリーマン投資部部長くろちゃんブログ

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米国百貨店、メーシーズ【M】の業績とチャート分析

米国最大の百貨店でであり、設立が1858年で161年の歴史を誇ります。

リーマンショックから2015年頃まで業績は回復していましたが、Amazonのようなネット販売が主流となっている時代となりかなり苦戦しています。

 

1万人規模のリストラ及び不採算店舗の閉鎖を繰り返し続けており、実店舗の収益力低下に歯止めがかかっていない状態であります。

メーシーズ自体もネット事業に力を入れ始めており、業績低下に歯止めをかけるためビジネスモデルの変更を余儀なくされています。

 

ただ、本業の店舗事業は徐々に衰退傾向にあり消費大国アメリカで物が売れない事業というのは致命的な事だと思います。日本でも百貨店離れが加速しており、どの国もネット販売の脅威は同じなんですね。

 

【基本データ】

メーシーズ【M】

株価 20.38$ 8月8日現在

PER 5.76倍

PBR 0.98倍

EPS 3.55

配当金 1.51ドル

配当利回り 7.24%

売上推移

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売上高、営業利益率とも2015年をピークに減少傾向にあります。

Amazonのようなネット販売事業が躍進し、見事に売り上げを取られているのだと思います。ただ、この数年で業務のテコ入れのお陰で売上高減少は歯止めがかかりつつあるといったところです。

 

小売り業界自体、利益率の低い事業形態なのもありますが、メーシーズはなんとか利益を確保しているとこは経営のすばらしいところで、万が一特損などを抱えたら即赤字なんて日本の企業にはよくある話です。

 

キャッシュフロー

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2015年以降は冴えないグラフとなっていますが、近年投資CFが増えており、この効果がどの程度、売り上げに反映してくるのかが今後の課題でもあります。

 

EPS、配当金、配当性向

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配当金は2016年まで凄まじい増配を繰り返してきましたが、業績低迷で増配は一旦ストップしており2017年からは1株当たり1.51$の配当になっています。

増配は厳しいがなんとか配当維持できるかが今後の焦点でしょうか。

配当性向30%台と余力はありそうに思えますが、業績低迷が続くことを想定すると長期保有は厳しい銘柄と言えるでしょう。どこかで減配になるのは想定できます。

 

10年チャート

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長期で保有するには厳しい銘柄だけど、チャート的には底入れする可能性があります。

2018年の様に一旦の株価回復を見せてダブルトップを付けてから最安値更新に向かうと個人的には思っています。

 

20ドルを切ったらポートフォリオ1%位の保有率で1年程保有してみようかと検討してます。ただ、利益率の低い事業ということもあり、赤字転落した場合は即損切りする必要があります。